盛三選手のMLF戦がPPV配信スタート!

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↑今期MLF Selectsシリーズ2試合に出場した24名の選手たち。右上後列のオレンジ色のシャツが盛三選手。
プロツアーの新潮流として今アメリカで最も注目されていると言っても過言ではないMLF(メジャーリーグフィッシング)ですが、今期2014年はすでに参戦していた大森貴洋選手に続いてなんと清水盛三選手が新たに参戦していました。
その盛三選手が出場したMLF Selectsシリーズ第1戦のPPV配信がいよいよ開始!
ってことで、まずはその予告編動画をどぞ!

盛三選手もしっかり映ってますね!
実は予選ラウンドの盛三選手がスゴイことになっていて、そこらへんはぜひ本編を視聴してほしいところ。
英語なんですが、釣りの話なので、何を言っているのかは分からなくても、何をやっているのかは分かると思います。
視聴方法はMLF公式サイトの「EVENT PASS」から登録画面に入って、登録と支払いをするだけです。
料金は1試合の全7話分で$15.94(1話が約140分くらいあるので、かなりお徳)
*これまでのMLFをすべて視聴できる「BASS PASS」=$29.94というのもあるので、全部見たいという人はこっちのほうが徳です。
パスは90日間有効で、その間何度でも視聴可能。
エンターテイメントとしてだけでなく、ハウツーとしても非常に有用なので、特にトーナメントやってる人は絶対に見た方がいいでしょう。
損はしないはずです!

視聴の前に「MLFってナニ?」という人はまず以前アップした記事を一読してみてください。
MLFとは何なのか、フォーマットやルールについても簡単にまとめてあります。

今期、盛三選手が参戦したのは、2年前からすでにスタートしているMLF Cupシリーズへの昇格を懸けて24名が競い合うMLF Selectsシリーズの2試合。
MLF Selectsは今期から新たに追加されたシリーズですが、フォーマットやルールはMLF Cupシリーズと同じです。
24名を6名ずつの4グループに分けて、各グループごとに1day戦を行ない、その上位者のみで決勝戦を行なうというフォーマット。
各選手艇には審判が同船して、釣った魚をその場で計量して即リリースしていきます。
キープしないので、リミットなしの尾数無制限で、釣ったウエイトはすべて累積していく方式。
さらに、他選手の釣果がリアルタイムで通知されるので、選手たちは否が応でも他選手との競争に引きずり込まれます。
7時間半に及ぶ競技時間中ずっとストレスが継続する鬼仕様w

morizo shimizu MLF Select 2014
↓拡大図
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プロモ画像には、こんな↑ベタな写真もあったりしますが、実際の番組は真剣勝負の超コアな内容です。
実際、Outdoor Channel(米国アウトドア系テレビ局)で放送されているMLFは、アメリカの全釣り番組で今最も高視聴率を叩き出しているのですが、番組を見ればその理由は分かります。
B.A.S.S.エリートやFLWの番組は試合のハイライトだけを集めたダイジェスト版という感じですが、MLFの場合は釣り方の詳細はもちろんのこと、選手たちの思考や心の動きまでしっかり収められています。
だから、見てて本当に面白いわけです。
面白い釣り番組を作るのに、ファイトシーンで派手な音楽を流す必要などないことがよーく分かります。
とにかく、まだの人はぜひ視聴してみてください。
リアルなアメリカのプロトーナメントを感じ取ることができると思いますョ!

★視聴方法:MLF公式サイトで「EVENT PASS」を押して登録画面へ。登録画面で必要事項を記入して登録(REGISTER)ボタンを押す。支払い画面(PAYMENT)で必要事項を記入して完了!視聴したいエピソードの「WATCH」ボタンを押せば視聴できます。
盛三選手が出てる予選ラウンドは「2015 Summit Select Qualifying Round 3」というエピソード。
この1話だけを$3.94で視聴することもできるようです。

GEOBASSに熱くなった!

今日は面白い動画を紹介します!
アメリカの小さな映像プロダクションが制作したドキュメンタリーで
その名も「GEOBASS(ジオバス)」!!
GEOは「地理」「地球」を表す接頭語。
つまり「地球のバス」の意味。
その内容は「もしも4人のエクストリームフライフィッシャーマンが世界各地の秘境に生息する<バス>と名のつく怪魚を追いかけたらどうなるか……」。
百の言葉をツラツラ並べるより、実際の映像を観てもらったほうがいいでしょう。
日本語字幕とかもちろん付いてないんですが、釣りの話なので何となく分かるでしょう。
GEOBASS・コロンビア(南米)のピーコックバス編をまずは観てみてください!


↑設定で1080HDを選択してフルスクリーンで観るのをオススメします

どーでした?
秘境系の釣りが好きな向きには堪らんでしょう?(自分もそうです!)
フライフィッシングではあるんですが、それでも面白い。
まぁ実際のところ、こういったエクスペディション的な釣行には嵩張るルアーは不向きなわけで、現場で必要なパターンを巻いてしまえるという意味でもフライは正解かもしれませんね。
(それでもルアーで釣ってみたいという欲求はあるわけですが……w)

しかし、コレっていろんな意味で命懸けの釣行ですw
映像の中でもありましたけど、コロンビアと言えば、やはりアレですよね?
コレ↓
marijuana-leaf.jpg
マリファナ大麻ガンジャ=ハーブ=葉っぱ……。
映像では、必死の思いで釣り場に辿り着いた夜に、「栽培者」からの威嚇発砲がありました(^^;
いやいや……シャレにならんですなぁ……マジで……(ToT)
コロンビアといえば、メデジンとカリ、2つの超有名なドラッグカルテルが支配するシマ。
彼らの「栽培所」が点在するであろうコロンビアの密林に行くこと自体そもそも間違ってるわけですがw
でもまぁ、そんな恐怖の末にあの巨大ピーコックの跳躍を見たら……
そりゃもうアドレナリン出っ放しで手足痺れまくりでしょう!!
最高の歓喜は最悪の恐怖の隣にあるわけで……w
羨ましいよーな羨ましくないよーな……w

ところで、この映像、なにげにyoutubeで公開されてしまっているわけですが、
コレって別にテレビ番組として制作されたものではありません。
最終的にDVD(BlueRay)販売で利益を出すということらしいので、いわばインディーズですよね。
アメリカはこーゆーところがホントに素晴らしいと思います。
「コレって面白そうだから、スポンサー集めて自分たちで作っちゃおうゼ!」
そんな軽いノリで凄いことをやってしまう……。
このGEOBASSも、COSTA(サングラス)やLOOP(フライリール)、パタゴニアなどが協賛してます。
ここで愚痴を書くつもりはないのですが、日本だとそうはいきませんw
まず、企画に出資するという風土そのものがないので、スポンサー探しで早くも暗礁に乗り上げます。
結局、最後はテレビ局なり出版社なりのケツ持ちが必要になって、
リスクを取らない(取れない)妥協の産物が出来上がってしまうわけです。
それもこれも突き詰めれば市場規模の違いという現実に行き着いてしまうのですが……

って、こんなことを書きたいわけじゃなかったw
このGEOBASS、現時点で他にメキシコ編とニカラグア編がyoutubeに公開されてます。
上のコロンビア編もそうですが、いずれもDVD版(販売は未定)を睨んだ長めの予告編です。
フルバージョンが発売されたら絶対に買うつもりです(`・ω・´)キリッ

では最後に、そのメキシコ編とニカラグア編の動画も貼っておきますので、よければ観てみてください。
↓GEOBASS メキシコ編その1

↓GEOBASS メキシコ編その2

↓GEOBASS ニカラグア

このCM、皆さん知ってました?

日本のGROBAL WORKというアパレルブランドのCMに、フロリダ在住でB.A.S.S.サザンオープンに参戦中の北嶋一輝選手が出演してます。

ロングバージョンのウェブムービー編はこちら↓

ワオッ!!
まず空気感がいいですよねr(^ω^*)))
アメリカ南部のまったりした<あの感触>が伝わってきます。
最高です!

このGROBAL WORKというアパレルブランド、自分は知らなかったのですが、東京に拠点を置く?ポイントが展開するブランドのひとつらしく、20〜30代がターゲットのようです。
名前から察するに世界をまたにかけて活躍する若者〜青年をイメージしているのでしょうか。
「ワオッ!」と思わず叫んでしまったのは、そのCMにアメリカのバストーナメントに挑戦する北嶋一輝選手が起用されたことです。
テニスとかゴルフとか、自転車レースとかじゃなくて、バスフィッシング
しかも、トーナメント!
CMの中でも「バスマスタークラシックというアメリカ最高峰の大会に衝撃を受けた」という北嶋選手の言葉がはっきりと使われてます。
昨年のNHKの時も思ったんですが、俺たちは俺たちのままでイイんだな、と……。
なにか背中を押されたような感じがしました。

さて出演している北嶋一輝選手ですが、2012年からB.A.S.S.サザンオープンに参戦していて今期もすでに2試合を消化しています(シリーズ全3戦)。
1月の初戦は地元キシミーチェーンが舞台でしたが74位。
3月のスミスレイク(アラバマ州)も131位と残念ながら不調でした。
ポイントランキングは現在96位。
北嶋選手はアメリカで会社勤めしながら参戦しているので、プラクティスの時間もなかなかままならないのだと思いますが、10月のレイクノーマン(NC州)で開催される最終戦ではぜひイイところを見せてほしいですね!

ところで、CMで北嶋選手を訪ねている大沢たかおさん、実は自分と生年月日が一緒なのでしたw
同年齢で誕生日も同じ……なのに自分よりはるかに若く見えますね彼は……(;^ω^)汗

BASSMASTER.COMのGOPRO動画スゲー!

ふぅ〜っ……
今日は朝から14時間ぶっ通しで走って先ほどやっとトレドベンドに着きました……
途中ストームが激しかったのですが、あちこちで事故渋滞がありました。
しょっちゅうラジオでトルネード警報が流れたり。。。
アメリカ南部では週末にまたしても巨大トルネードが立て続けに発生していて、現在34名の方が亡くなったそうです……

さて
昨日のエントリーで、B.A.S.S.公式サイトの試合レポートが「生」すぎて飛び抜けている!という話をしましたが、どう「生」なのか、どう飛び抜けてるのかは次の動画を観れば分かります。
先月のエリート第2戦フロリダ州セントジョンズリバー戦2日目の大森貴洋なんですが、まぁまずは観てちょーだい!

もう分かっちゃってるでしょうが、この動画、カメラマンが撮影したものではないのです。
カメラをコックピットのカウル部に固定して自動で撮影した映像なのです。
こんな具合に↓

gopro_omori_classic

今期エリート戦では、GOPROを各選手艇(今んとこ全員ではないです)に設置して、いわゆるオンボードカメラで撮影ってやつをやってます。
「GOPRO」とは?……byウィキ
「GoPro(ゴープロ)とはアメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオの企業Woodman Labsが所有する探検での撮影向けのヘルメットカメラ(英語版)といったウェアラブルカメラ・カムコーダのブランドである。プロからアマチュアに至るまで幅広く使われており、またワニやサメ、ホッキョクグマの口の中を撮影するときにも使用されている」
例えば、このPROPROを使って、こんな映像が撮影されてます!

まさにエクストリームな世界!
バストーナメントの場合、エクストリームっぷりはこういうのとはまた違ったベクトルに向いてるわけですが……w


今月のバサー読んだ人は分かると思いますが、セントジョンズリバー戦の大森選手は初日22-1を釣って5位からの好スタートを切りました。
で、2日目は15-2を追加して12位という展開。
レイクジョージという巨大自然湖のグラスエリアでセミサイトフィッシング(半ブラインド)とブレイドジクのパターン。
ちなみにレイクジョージってのは、ココ↓

自分はこの大森選手のGOPRO動画を観た時にこう思いました。
「あぁ……トーナメントの観戦スポーツ化はこうして始まるわけか……」と。

動画の中で、大森選手は1尾目をチャターベイトで釣った後、サイトフィッシング(実際はセミサイト=半ブラインド)で数尾釣ってますよね。
その時、カメラに向けてフックがしっかり口の中に掛かっていることを見せています。
実はセントジョンズ2日目の大森選手はマーシャル(=オブザーバー)なしで1人だけで出ていたんです(マーシャルが足らなかったため)。
マーシャルというのは釣りをしない同船者のことですが、B.A.S.S.エリートの場合、ルール遵守を確認する審判の役割も務めます。
したがって、サイトフィッシングが予想されたセントジョンズ戦でマーシャルが乗らないという状況はルール的にマズイわけです。
なにしろ「サイトフィッシングにおいては、フックが口の外に掛かっていた魚は無効」というルールがありますから。
フックの位置を確認する第三者が必要なんですね。
動画の大森選手はそれゆえにカメラに向けてフックの位置を見せていたわけです。。。

まぁGOPROというのは現状、ネット接続してリアルタイムで配信するような機能はないですから
(半径数十m有効なWi-Fiスマホに接続することは可能)
このオンボード映像も帰着後にカメラを回収してオフィシャルが確認するという形にならざるをえなかったのですが
いずれリアルタイム化するのは確実でしょう!

その先に見えるのは未来のプロトーナメント。。。
無人オンボードカメラが捉えた選手たちの一挙手一投足を、太平洋を隔てた日本の皆さんがスマホで観戦するわけです。
リアルタイムで!
しかも、ただ観戦するのではなく、きっと審判的な役割も負うことになるのではないでしょうか?
選手ごとに掲示板やチャットが用意されていて、そこでワイワイやりながら観戦&監視するわけです。
おそらくコレ、そんなに遠い先ではない未来に実現するでしょう。

そうなったら自分も取材のために現場に行く必要はなくなるのでしょうかね?
まぁ14時間も車を運転しなくてもいいなら、それもアリかもしれません。
というか、もはや自分は用済み?(^O^;)汗

ごぶさたでした!

どもっ!
気付けば最後の更新から7カ月経過。。。
実はブログの存在すら忘れてましたΣ(・ω・ノ)ノ!

何と言うか……このブログの扱いというか立ち位置というか。。。
どういう内容にしていくべきかとアレコレ考えているうちに日々が過ぎていきズルズル……
とそんな感じ(・_・;)って言い訳にもなってませんねw

実際のところ
B.A.S.S.エリートの試合レポートというのはご存知のようにバサーのほうでやっているので、雑誌の発売より前にあまり詳しい内容を書いてしまうのはNGなワケです……基本的に。

それと、Twitterが手軽で使いやすかったので、試合中の細かなレポートはそっちでやってしまっていたというのもまぁ理由のひとつでしょうかヾ(;´▽`A``

あとは、「RAW=生」な試合レポートは主催者であるB.A.S.S.公式サイトが飛び抜けてますよね!
リアルタイムに近い形で動画や写真、ブログ(英語ですが)などを通して試合をフォローすることができるので、同じことをこのブログで(しかも自分ひとりで)やってみたところで意味があるのかないのか……はて??と思ったり。。。

言ってみれば「ブログ」という形態の上手な使いどころが自分には分からなくなってしまった。といったところでした。。。

それと!これが一番重要なんですが
B.A.S.S.公式サイトのほうでオモシロイことが水面下で進んでいたりするので、その正式決定待ちみたいな部分も実はありました。
ESPNと分かれて新体制となったB.A.S.S.に「ある提案」を持ちかけていたのですが、ここへきて実現する可能性が高まってきたかもしれません。
もし実現すれば、いろいろと面白いことになるはずです( ̄□ ̄;)
それこそ、エリートに参戦する日本人選手と日本のファンの皆さんに直接関係してくるような話。。。
おそらく皆さんには以前のオールスター戦の時みたいにヘルプを要請することになるかもしれません(いや間違いなくそうなるでしょう)。
その際はひとつヨロシクお願いしますm(_ _)m

そんなわけで、今後このブログがどうなっていくのか自分自身でも分からんのですが、当面は進むべき道を模索しつつ細々と続けていくつもりです。
Twitterともどもヨロです(=゚ω゚)ノ

放送日決定!2013クラシックがNHKで!

今年2月にオクラホマ州グランドレイクで開催された第43回バスマスタークラシック・・・

試合前々日の公式プラクティスでは雪まで降りだす極寒のクラシックでした(>_<)

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日本からは大森貴洋と宮崎友輔の2人が出場!
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初日は氷点下7℃!試合は前線通過後の高気圧というタフコンディション・・・

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上位陣が次々に脱落する中、過酷な試合をサバイブしたのは、あの選手でしたね・・・

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あの感動がなんと!

NHKで放送されます!O(≧▽≦)O♪

放送日時決定!
9月23日(月曜)夜9:00〜10:29
NHK BSプレミアム

番組名「ザ・コンテスト」

現地からのTwitter等でNHKの取材クルーが来ていることはすでに伝えていましたが、いよいよ番組の放送日時が決定です!
来週の月曜夜9時!
皆さん!これは絶対に観てください!
ケーブルや民放の釣り番組ではなく、日本の公共放送であるNHKのドキュメンタリーバラエティ番組としてクラシックが取り上げられる!
「バス」という魚に対する一般の人々の意識を大きく変えるエポックメイクになるかもしれない!
そんな予感がします!

今回、自分は現地コーディネーターとしてお手伝いさせていただき、解説としてスタジオ収録にも参加させてもらいました。
その際に驚いたのは、まず撮影クルーの熱意!
番組では時間の都合で結局映像が使われませんでしたが、実は試合前週の3日間のプラクティスも宮崎・大森両選手のボートに朝から晩までフル同船して密着取材していました。
試合中も宮崎艇と大森艇のそれぞれにカメラマンが乗り込み、それとは別に取材艇を2艇用意してアメリカ人主要選手を追いかけました。

自分は今まで日本から撮影にやって来た多くのテレビクルーを見てきましたが、今回のNHKほど大掛かりで、かつ丁寧に取材しているクルーを見たのは初めてでした。
正直言うと、最初に話をもらった時はテレビ業界に対するこれまでの印象があまり良くなかったので、まったく期待していなかったのですが、取材を開始してすぐに「今回は違う!」と感じました。
担当ディレクター曰く「自分たちはバス釣りのことをまるで知らない素人。だからこそ、バス釣りをする人には当たり前のことでも細かく拾っていかないといけない」の言葉は目からウロコでした。

今回、制作のお手伝いをさせてもらって自分は思ったことがひとつあります。
もしかすると、アメリカのプロトーナメントを面白く映像化できるのは、釣りを専門に制作しているスタッフではないのかもしれないと・・・。

そして、もうひとつ驚いたのは、スタジオ収録時にゲストの皆さんが口々に「バストーナメントはまさにスポーツそのもの!」と賛同してくれたこと。
この「ザ・コンテスト」という番組は、何かしらの試合を追いかけたドキュメンタリー映像を4名のゲストが視聴して、誰が勝つのかを推理するという造りになっているのですが、このゲストというのが全員、元プロスポーツ選手なのです!
ちなみに今回のゲストは、元サッカー日本代表松木安太郎、元バレーボール全日本代表の川合俊一、水泳オリンピックメダリストの田中雅美、元女子バドミントン選手の潮田玲子の4名。
彼らはさすが一流スポーツ選手だけあって、バスフィッシングという自分の知らない競技であっても、選手たちのメンタル部分がズバズバ読めてしまうわけです。
その上、勝負勘みたいなものも当然持ち合わせているので、飛んでくる質問が鋭すぎるのなんのってw
ですから、「バストーナメントも最後はメンタル!」みたいな話になっても、「こういう形で試合してるなら、そうだょネ。こりゃスポーツだワ」と当たり前のように理解してくれる。
なんだか、これまで信じてきたことが認められたような感じで自分自身とても興奮したと同時に、観戦スポーツとしてのバストーナメントの可能性にも少し光明が見えた気がしました。

というわけで!
すでに編集済みの映像を視聴している自分が保証します!
今回の番組は決して期待を裏切らないことを!
ですから皆さん!
ぜひバスフィッシングを知らない家族や友人たちにも安心して番組を宣伝してください。
というより、むしろバスフィッシングを知らない人たちにこそ観てほしいと思います。

番組は2部構成で、前半(最初の約30分)がアメリカの高校生によるロケット打ち上げコンテスト。
クラシックは後半の約1時間をたっぷり使って放送されます。

ではでは!

B.A.S.S.オールスター戦ファン投票最終結果(>_<)

B.A.S.S.オールスター戦ファン投票の最終結果が発表されました。
結論から言うと、残念ながら今年も日本人選手のトップ4入りはなりませんでした・・・(T_T)
というか、ほど遠い感じ・・・
前回、途中結果をアップした時点ですでに大差が開いていたので、これはマズイなと思っていたわけですが、不安が現実になってしまいました・・・○| ̄|_
残念です・・・

●2013年B.A.S.S.オールスター戦ファン投票最終結果は以下の通り。
1位 ブランドン・パラニューク
2位 マイク・アイコネリ
3位 ジェラルド・スウィンドル
4位 スキート・リース
-------------------------------------
20位 大森貴洋
28位 宮崎友輔
50位 清水盛三
64位 桐山孝太郎

それぞれの最終獲得票数はB.A.S.S.の方針として公開しないとのことなので不明ですが、〆切前日の途中結果では以下の通りでしたので、おおよそ予測はできます。
それによると、日本人選手として一番票数の多い大森貴洋でさえ、ボーダーの4位には9,000票以上足りない状況。
最終順位はこの時の22位から2つ上がってますので、最後に皆さんがスパートをかけてくれたのが効いたのでしょう。
が、やはりアメリカのファンの勢いが凄すぎました・・・

●9月5日(〆切前日)の途中結果
1位 ブランドン・パラニューク 25,900票
2位 マイク・アイコネリ 24,689票
3位 ジェラルド・スウィンドル 21,995票
4位 ランディー・ハウエル 17,855票
---------------------------------------------------
5位 スキート・リース 17,532票
6位 ジェイソン・クリスティー 15,741票
7位 トミー・ビッフル 14,820票
8位 ブレント・チャップマン 13,215票
9位 オット・デフォー 12,979票
10位 ケイシー・アシュレイ 12,851票
---------------------------------------------------
22位 大森貴洋 8,384票
28位 宮崎友輔 6,653票
40位 清水盛三 5,584票

で、今回の結果を見て気付いた方もいるでしょうが、上位陣の顔ぶれは昨年とほぼ同じですよね。
2012年ファン投票の結果
昨年は1位アイク、2位スウィンドル、3位スキート、4位アーロン、5位パラニュークでした。
今年はアーロンがAOYですでにオールスター戦出場が決まっているので、他の4人がそのままトップ4に入った形。
この4名に共通しているのは、facebookSNSベースのファンが非常に多いということです。
実際、「投票ヨロシク頼むゼ!」という呼びかけを選手自らがSNSを通じて積極的に行なっていました。
(ちなみに、アメリカではスポーツ選手がファンに自分の応援を要請することは普通のようです)
このオールスター戦ファン投票はネット投票ですから、ネットユーザーであるファンに直接呼びかける作戦は理にかなっているわけです。

翻って日本はどうかというと、ことバスフィッシング愛好者に限って言えば、ネットユーザーがそれほど多くないという事情が少なからず関係しているのではないか、と。
スマホ利用者が増えたとはいえ、バス釣りをやってる人たちはガラケー利用者がまだまだ多いと聞きます。
このことはバス関連人気ブログのページビュー数やツイッターのフォロワー数などを他分野のそれと比較すれば一目瞭然ですし、他分野では廃刊が相次いでいる雑誌メディアもバス関連ではどこも生き残っていますよね。
私が寄稿しているBasser誌などはここへ来て部数がむしろ増えるという一般雑誌から見ると不思議な?現象が起こってます。
が、今後、携帯電話がスマホに完全移行していくのは間違いないでしょうから、その時にはきっとB.A.S.S.ファン投票で日本人選手が2万票を集めるくらいは楽勝になるのではないかと楽観している部分も実はあります。

ということで、今期もほぼ終了。
来期は日本人選手3名がクラシックに参戦するという史上初のビッグイベントから開幕します。