日本人バサーの力を今こそ!

今日は皆さんにお願いがあります。
マジなお願いなので、しっかり聞いて(読んで)ください。
長文ですからw

昨日(6/13)の午前中、自分はリトルロックアーカンソー州)にあるJMアソシエーツのスタジオに行ってきました。
JMアソシエーツは2000年以来B.A.S.S.のTV番組を制作してきたプロダクションで、その社長であるジェリー・マッキニス(頭文字がJM)が新しいB.A.S.S.の共同経営者(3名)の一人であるということは皆さんもご存知でしょう。
他の2人は、元AOLタイムワーナーのCEOだったドン・ローガンと元ウォール街の金融コンサルタント会社CEOだったジム・コープランドです。
この3名が出資しあってESPNからB.A.S.S.を買い取ったわけです。
それが今のB.A.S.S.。
独立企業体として再出発した新しいB.A.S.S.です。

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ミーティング後、スタジオを案内してもらいました。番組でお馴染みの「Boom!!」で決めポーズw ココでCGのルアーが飛び出すわけですね(^_^)
photo by Seigo Saito

で、その新オーナーの一人であるジェリー・マッキニスが去る5月のエリート戦にやってきていた折、自分は「ある企画の提案」を彼にしました。
彼はまず日本の大震災に触れて、非常に心を痛めていると語ってくれたと同時に、その「提案」にとても関心を示してくれました。
その後、他の幹部の一人を交えて試合現場での簡単な話し合いを幾度かした後、6月のアーカンソーリバー戦の時にJMアソシエーツのスタジオでゆっくり腰を落ち着けて話し合おうということになりました。
そんなわけで、アーカンソーリバー戦が終わった日曜の翌日(昨日)、自分はリトルロックにあるJMアソシエーツ社を訪ねたのです。
社屋の2階にある映画に出てくるようなカッコイイ会議室でJMの幹部たちを前に(やや緊張w)、当ブログやツイキャスの録画などを見せてプレゼンを行ったわけです。

jm_studio_01
プレゼン中(;^ω^)
photo by Seigo Saito

自分が彼らに提案した「ある企画」というのは、B.A.S.S.公式ウェブサイト内にただの翻訳(字幕)だけではない日本語コンテンツを作ってほしいというものでした。
日本のファンのニーズ(日本人選手の情報など)に合った独自の日本語コンテンツという意味です。

現状、エリートシリーズだけでも4名(計99人中)の日本人選手が出場しているにもかかわらず、メディアは充分にフォローできていない点を強調しました。
エリートのTV番組(翻訳)は日本でも視聴可能だが、放送までにかなり時差があるのと、日本人選手が露出できるのは彼らが上位に入った時のみ(この点はアメリカ人選手も同様)であって、決して日本のファンの需要を満たすものではないこと。
一方、ウェブサイトのほうも、現状では日本のファンにとっては言葉の壁があること。
ただ、ウェブサイトのほうは日本語化ないし日本語による独自コンテンツを用意すれば面白いものになるだろう、と。
特に、ビデオ配信による「BASS CAM」とライブブログ。
これは大きな可能性を秘めている。
日本語によるBASS CAMの撮影や、あるいは日本語によるライブブログ。
こういったものであれば、自分は協力できるので、喜んで無償でやりますヨ、と。

彼らの反応は非常に良好でしたヽ(^◇^*)/
昔の電波少年風に言うなら、「好感触!」
ESPNがいなくなって、会社がスリムになった分、風通しがよくなったのでしょうか。

つまり、ここ数試合、テストということでやってきたツイキャスと同様の動画配信をB.A.S.S.公式サイトのほうでやれる可能性がある!ということ。
どうですか? コレ!!

で、もしもコレが実現すると、実はいろいろなことが大きく変わってきます。
なにしろ公式サイト内のコンテンツですから、まず取材環境が劇的に改善するでしょう。
今まで無理だったことが可能になるのです。

それだけではありません。
公式サイト内での日本人選手の露出が格段に増えるので、日本人選手と契約するスポンサー企業も大喜び!
その結果として、日本人選手たちの参戦環境は大きく改善されるはずです。

そして、もちろん。
日本にいるファンの皆さんも、日本人選手の勇姿を毎試合、堪能することができる!
アメリカのプロトーナメントに興味を持ってくれる人の数もきっと増えるでしょう。

そしてそして。
大勢の日本のファンがアメリカのプロトーナメントに注目するようになれば、アメリカ市場への参入を真剣に考える日本メーカーが出てきたり、日本人選手やB.A.S.S.への協賛に興味を持つ企業も出てくるかもしれない。
というか、出てきてほしい!

すなわち、日本人選手の「政治力」がついにビルドアップされ始めるわけです!
いよいよAOY獲得への道筋が見えてくる!

政治力?
何ソレ?
という方は、以下のビデオを観てください。
先日アーカンソーリバーで開催されたエリート第7戦の最終日に自分がツイキャス生中継した時の録画です。
日本人選手がエリートシリーズ(トップカテゴリーのプロトーナメント)で勝つために今何よりも必要なもの。
それは「政治力」であるということを、約1時間かけてw実例を挙げながら説明しています。

★2011年6月12日エリート第7戦最終日のツイキャス生中継から
パート1

パート2

さて、
じゃあ、いつからB.A.S.S.公式サイトで日本語コンテンツが始まるのですか?
そんな疑問を皆さんお持ちでしょう。
皆さん、早まらないでください。
自分はただ「ここ数試合、テストということでやってきたツイキャスと同様の動画配信をB.A.S.S.公式サイトのほうでやれる可能性がある!」と言っただけで、まだ決定したわけではないのです。
あくまでもチャンスが与えられたという状態。

リトルロックにあるJMアソシエーツ社(正確にはB.A.S.S.の子会社であるJMアソシエーツ社と言うべきでしょうね)のカッコイイ会議室で幹部の一人が私に言いました。
「日本のファンのいったい何人ぐらいがB.A.S.S.の公式サイトを訪問してくれるのか、まずは様子を見てみたいな」。

来ましたョ! 本音トークが。
向こうもビジネスですから、利益が見込めないおアソビに付き合うほどヒマじゃないわけです。
「そうだ! 7月のオールスター戦。12名のうち4名をオンライン投票の人気度で決めることになってるから、日本人選手に集まった得票数というのはひとつの目安になるだろうね」 by 幹部。

オオッ! そうでした!
忘れてました!
昨年、一昨年はレギュラーシーズン後に開催したポストシーズン戦でAOYを決定しましたが、その方法があまりにも評判が悪かったので、今期AOYは以前のように通常戦だけで決めるやり方に戻すことが決まったのです。
その代わり、当初ポストシーズン戦として予定されていた来月下旬の試合を「オールスター戦」と改称して、エリートシリーズのポイントとは関係のない独立したトーナメントとして開催することになった。
で、そのオールスター戦に出場できるのは計12名。
うち8名が今期エリートシリーズの最終ポイントランキング上位8名。
そして、残り4名がなんと、B.A.S.S.公式サイトで開催されるネット投票の結果で決定されるのです!

極端な話、投票の結果しだいでは、オールスター戦の投票枠4名が、大森貴洋、桐山孝太郎、清水盛三、宮崎友輔の4名になる可能性もなくはない!
12名の出場選手のうち、8名がランキング上位8名、残り4名が日本人選手!
どうでしょう?
ちょっと観てみたくないですか? そんなワクワクする試合を!

でも、黙っていては何も起こりません。
なにしろ一般投票で決まるのですから。
放っておけば、アメリカ人選手ばかりが選ばれるでしょう。
が、一般投票である以上、逆に言えば、上記したように日本人選手ばかりにすることだって可能なのです。
つまり、これは絶好のチャンスなんです!
エリートシリーズで孤軍奮闘している日本人選手に対する日本のファンの皆さんの応援の大きさを証明し、夢を現実にするための!

日本人選手が7月のオールスター戦に行けるか否か。
それを決める力を持っているのは、実は今コレを読んでいるアナタなのです!
アナタ自身が、日本人選手の未来と日本のバスフィッシングの今後を決める。
日本のファンが狂ったように日本人選手に投票すれば、投票枠4名が日本人選手に決定!といった狂った結果wを生み出すことだって可能なのです。

幹部から聞いた話では、1人につき1日1回の制限付きで多重投票も可能だとか。
今こそ日本人バサーの底力をアメリカに示そうではないですか!!
ジャパン・アズ・ナンバー1!
バスの世界記録魚だって日本で釣れたのです!
日本人選手の1人や2人、オールスター戦に送り込むくらいの組織票を集められないはずがない!
オモシロイ!
受けて立とうではないですか!!
アメリカ人バサーとB.A.S.S.幹部たちに「エエッ!? アンビリーバボー!」と一泡吹かせてやるのです!
日本人バサーの力を今こそ結集しようではないですか!

ということで
日本人選手を7月のB.A.S.S.オールスター戦に出場させたい!
日本人選手がいつかAOYを獲得する勇姿を見てみたい!

そんな思いを共有できる方は、以下の実行を各自遂行願います!

1:B.A.S.S.ネット投票での日本人選手への可能な限り多くの投票。
(4名の日本人選手のうち実際に誰に投票するかは各自好きに決めてください)
2:ブログを運営している方、およびtwitterfacebookなど各種ソーシャルネットワークにアカウントをお持ちの方は、そこでの情報拡散。

ネット投票は来週アタマにもスタートします。
〆切は7月10日(米国時間)。
投票の仕方など詳細はまた当ブログで補足します。

オッと、ひとつ言い忘れてましたが、このネット投票、投票した人に商品が用意されているようです。
まずひとつは、投票者の中から12名に、オールスター戦でプロと同船できる権利をプレゼント!
つまり、マーシャルになれるわけですね。
そして、もうひとつは、フルリグのスキーター!
どれも魅力ある商品ですが、はたして日本在住者が当たった場合はどうなるのかw‥‥
まぁ、そんなことは当たってから考えればいいでしょうw
日本のバスフィッシングの未来に比べれば、たいした問題ではありませんww

皆さんヨロシクお願いいたします!
まずはB.A.S.S.公式サイトをポチッとしてください。
英語が分かるとか分からないじゃなく、日本の皆さんがポチッとやることが重要なのです!



追記

リンクとか文章の引用とか、もう好きにジャンジャンやっちゃってください(*`▼´*)b オッケィ♪